基礎の下は外気に触れていないので、敷かなくても冷気が入ってくるわけではありませんが、敷いた方が家の暖かさが土壌の方に流れるのを防ぐので、保温力がアップするようです。

使用しているのはスタイロエースⅡの50ミリ。外気に触れる基礎の表面に貼るパフォームガードの120ミリと比べると、半分程度の断熱性です。

土間下には、防湿シートが敷かれています。

断熱材が敷き終わると、捨コンを打設してゆきます。捨コンは基礎の位置を正確に出すためのキャンパスの役割です。

断熱材の上に5センチの厚さでコンクリートを流し込んで平らに伸ばしてゆきます。

コンクリートを平らにするには、タンパ―という道具でコンクリートの表面を揺らし、表面にセメントペーストを浮きだたせて均してゆきます。

捨コン打設完了です。明日はこの上に基礎の位置を墨出し。その後鉄筋の組み立てに入ってゆきます。
