2015年10月14日

1階構造木材組立と先張りシート貼り

本日は1階の柱・梁など構造用木材の組み立てが行われました。


まずは昨日敷かれた土台の上に、1階のすべての柱が建てられ、続いて外周部の梁(胴差)が掛けられてゆきます。


外周部の梁にはあらかじめ先張りシートを張り付けてゆきます。
しっかりと上下階連続した気密・防湿層を作るためには、この部分の手間が大事です。


土台と同じように、構造用木材が交差する部分はシートをほぞの内側に巻き込んでゆきます。
梁を組み立てた後だと足場が悪いので、組み上げる前に地上で加工を行ってゆきます。




シートを内側に巻き込んで、タッカーで固定した状態。上部は後ほど処理。


シートが張られた梁を組み上げてゆきます。


外周部が掛けられると今度は内部。まずは一番の大物を全員総がかりで上げてゆきます。
狭小敷地のため、クレーンは使用せず人海戦術です。
この梁は、幅12センチ、高さ45センチ、長さ4mの大物。強度は手に入るもので一番強い構造用集成材なので、密度もみっちり。6人がかりでやっと持ち上がりました。


そのほかの大梁もどんどん組み上げてゆきます。


間仕切りが少ないオープンな間取り構成なため、構造計算を行うとこんな大きな梁ばかりになります。
逆に言うと、構造計算を行えるからこそ木造でも広い空間をとることが可能になります。


大梁が終わると小梁をかけてゆきます。


出来上がると1階の梁は91cm間隔の格子状に組みあがりました。
ここに24ミリの厚い構造用合板を千鳥状に貼ってゆくことで、とても水平剛性の高い床となります。


先張りシートの上端部は気密テープで処理してゆきます。


直線的な補修ですので割と簡単。表裏から横にテープを張ってゆくだけです。
大工さんが梁を組み上げている横で、私が補修を行いました。


梁が一通り組み終わると、柱が垂直になるよう調整を行います。


防風下げ振りは四角いアルミの棒の中に糸につるされた円錐状の重りが入っています。
これを柱に括り付けて、重りと赤い線を合わせることで垂直を見ます。


調整は柱と梁に斜めにかけられた手動のウインチを使用。ワイヤーを緩めたり張ったりすることでミリ単位まで調整してゆきます。


位置が決まると、羽子板ボルトを締め付けて固定してゆきます。


羽子板ボルトは梁と梁を引き寄せて外れないように固定する在来軸組み工法ではおなじみな金物です。
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posted by 上野 真二 <家工房> at 22:25| 青森 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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