雪止めは軒先に取り付ける網状のもの。一般的な扇型のものよりずっとたまった雪が落ちにくい形状です。
南側の雪は勾配なりに軒先まで滑り落ち、解けるまでこの場所にとどまる感じになります。

屋根の一番上、棟部には1間の棟換気が取り付けられました。
日中屋根への日射で温められた空気は温度差で上昇し、、小屋裏の湿気を巻き込んでこの場所から排出されます。

空気の入り口は軒先。この隙間から入ってゆきます。
軒なしの家では、台風などで雨水が上って壁の中に侵入する可能性が高いため、一時防水のタイベックシートを軒桁の上まで伸ばしています。

大工さんは断熱材の充填の前に、開口部の補強を行っていました。

柱の層と付加断熱下地の層をまたいで、合板を止めつけることで窓の重さでの垂れを防止します。

合板を貼る前にダイライトのつなぎ目は気密テープ止めを行っています。
