朝イチから充填が始まり、11時ごろには北面の充填が完了。断熱材を入れ始めると結構あっという間です。

断熱材の充填に先立ち、窓廻りに先張り気密シートを貼ってゆきます。
この先張りシートを貼ることによって、内部の気密シートと、外部のタイベックシートを連結します。

室内では台を作り、高性能グラスウールを場所に合わせたサイズにカットしてゆきます。
使用しているのはパラマウント硝子の高性能グラスウール16kg品。色はピンクです。

これを付加断熱下地の間に挟み込むように充填してゆきます。
下地を組むのは455ピッチのほうが大変ですが、断熱材の充填はこちらのほうが楽そうですね。

土台下に挟み込んだタイベックシートは、2段目の付加断熱下地まで巻き込んでタッカー止しておきます。

2階の桁上断熱が来る部分まで断熱材を充填。これより上は非断熱エリアです。

断熱材が充填し終わると、グラスウールが雨に濡れないようにすぐにタイベックシートを貼ってゆきます。

通気層内部で雨水が下から上に上がることはないので、下から順に貼り上げると上下の気密テープは不要ですが、横の連結部分は気密テープ止めしてゆきます。防水は外壁面に頼らずに1次防水のレベルでしっかりと行うのが肝心です。
3mのタイベックシートを使用することで、つなぎ目を最小限にし、桁や胴差の部分でジョイントすることができるのでしっかりと貼ることができます。
