建物が完成してからではなく、内装仕上げ前に気密を検査することにより、気密層に欠損があったとしても補修を行うことができます。

今回は客間の小さな窓に測定器をセット。ファンの回転数から風量を割り出しながら、建物内の空気を押し出し、室内の気圧と比較することによって気密値を出します。

今回は、室内側気密防湿シートから気流の漏れだしは確認できませんでしたが、玄関ドアの周りからやはり気流を確認。シーリング材だけでは止まらなかったようです。
内外に発泡ウレタン缶を1本まるまる使用して、くどいくらいに埋めました。


測定結果、C値0.33。1を切れば合格点ですので、さらに1/3の値。
基礎・壁・天井など表面積1㎡に対して、0.33c㎡の穴が開いている、という状態。ストロー1本分?もうちょっとあるかな。タピオカミルクティのストロー一本分(笑)

大工さんは外物置の室内側に付加断熱を入れる下地を作っていました。
この部分はケイカル板で仕上げるので縦下地。

通気胴縁うちは終わり、やっと外壁が貼れる状態になりました。

明日・明後日は東京に